2,200mもの長波となれば、電波が少しでも漏れてくれるアンテナさえ難しいと感じます。実家(JA3)ならば、100mほどを張り巡らすことも可能ですが、それでも波長の1/20程度にしか過ぎません。これは、7MHz用に2mほどのワイヤーを張ったようなものです。しかし、今の環境では水平10mが精一杯。垂直部も頑張って10m。全体で20mなら大体1/110λほど。逆Lにすると7MHz用の36cmホイップの出来上がりです。これに最良なローディングコイルを装荷したとしても、一体どれほどの効率を得られるのでしょうか。
しかし、135KHz帯に挑戦されているOM諸氏はそのような状況であっても果敢にこの周波数に挑戦されています。これは正にアマチュアスピリッツの体現者です。
あれこれ構想を練っているのですが、スーパーラドと言えど相当大きなものになってしまいまいそうです。
*現在では小型であっても充分な性能を得る事が可能であることが判明しました。
次に送信機ですが、既に諸OMが回路を発表されているようです。私的には昔お世話になった真空管が使い易いような気がしています。高周波的にはトランジスタの優秀なものが多くありますが、この周波数では807や2E26、6AQ5などといったオールドファッションのタマが充分使えるはずです。周波数を考えれば、むしろオーディオに近い訳ですから。
受信機はトランシーバーのゼネカバ仕様に最初は頼るつもりです。その内、CQ誌辺りで専用受信機の製作記事が載ることを期待します(笑)
最後は免許です。
これはTSSへの保証認定でも総合通信局への提出でも大丈夫なようです。当局は100Wの送信機出力(等価等方輻射電力=EIRP=1W)での申請でしたので、TSSへ送信機の保証認定を依頼し、免許を取得しました。
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管理人:JF1TLT
無手勝流で挑戦だ!
当局のようなカムバック組の方々は数十年のQRTが当たり前。学生時分にかじった無線の知識も既に忘却の彼方です。しかしそこはアマチュアスピリッツ。ともかく始めてしまい、例え判らない事が少々あろうとも、そこは無手勝流でやっちゃいましょ。