大きな口径で共振コイルを作った方が失敗が少ない事が経験上判っていますが、1m以上の口径となると流石に部屋の中で作ることが難しいと思われます。また、いくらスーパーラドが小さいと言っても空中高く上げられる重量で作ることも難題です。
処で、当初80cm径のボビンを自作することを想定していましたが、どう考えても誰もが作れるサイズとは思えなくなって来ました。お金に糸目を付けない方向でないと出来なさそうです。
う〜ん困った。と思っていた処、仕事中に下の写真の容器(タンク)に目が止まりました。これは、薬液なんかを調合したりする高密度ポリエチレンタンク(容量:200L)で、仕事で使っています。これ、使えるんじゃないの?
サイズを測ってみると、口径が56cm、高さは約90cmほどです。想定の80cmには足りませんが、程好い大きさです。しかも、これなら市販品ですから入手も簡単。しかも安い!(笑)蓋も付いていますし。強度的には多少物足りない感もありますが、実験するには充分でしょう。
連休が終わったら、会社で注文することにします。(執筆:2009/09/20)
コイルはソレノイドタイプのスペース巻きでやる方向ですが、大きさを考えると、1人で巻けるのかは心配です。少しずつ巻いていき、ホットメルトで固定しながらやるしかないでしょうね。
シリンダのアルミ板もホームセンターでという訳にはいかなさそうです。