なぜ垂直ダイポール?
一言で言えば、建てるスペースの関係です。
現在の住環境は1戸建て住宅なのですが、隣家と密着している上に庭などの空きスペースが全く無く、水平系のアンテナが難しい環境だからです。
現在、第一電波工業のCP-6という6バンドのグランドプレーンを屋根上に上げていますが、このGPより「まし」なアンテナを作ることが目的です。
一言で言えば、建てるスペースの関係です。
現在の住環境は1戸建て住宅なのですが、隣家と密着している上に庭などの空きスペースが全く無く、水平系のアンテナが難しい環境だからです。
現在、第一電波工業のCP-6という6バンドのグランドプレーンを屋根上に上げていますが、このGPより「まし」なアンテナを作ることが目的です。
CP-6はコンパクトで良く出来たアンテナです。特にローバンド(3.5,7MHz)は大きなアンテナが難しい環境では重宝します。
しかし、ハイバンドでは所詮はローディングしたアンテナですから物足りないのは仕方ありません。(それでもローカルQSOには重宝しています。)
そこで、同じ垂直系で目立たないアンテナをと言うことで垂直ダイポールを作ることにしました。ワイヤーでは帯域に不満があるので、アルミパイプをエレメントにすることにしました。
特別なものは何もありません。
・バラン(手持ちの1:1のもの)
・クランプコア(フェライトコア)
(アンテナ側(同軸)からの輻射(コモンモード電流)を抑えるため)
・16m/m径 アルミパイプ 2m×2本
・ブーム用の適当な大きさの板など
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アルミパイプカッターがあると工作に便利です。DIYショップなどで売られています。 アルミ工作をこれからも行う方は1本用意してもいいでしょう。 アルミですから、普通の金ノコでもOKですが、精密な寸法に切る必要がある場合にはやはりパイプカッターが便利です。 |
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アルミパイプに取り付け用の穴を開けてブーム用の板に取り付けていきます。 アルミパイプには給電端子取り付け用の穴も忘れずに開けておきます。 |
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バランとエレメントを繋ぐための電線を作り、先端には圧着端子を取り付けておきます。 写真は圧着端子をかしめる道具で、圧着端子を使う場合に必須の道具ですが、DIYのお店などで販売されています。 使った電線?は手元にあったアンテナエレメント用のワイヤーです。 |
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取り付けた様子。 バランは、電線の結束によく使われる、で固定しています。 |
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取りあえず完成。 調整はこれからです。 |
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接続する同軸にクランプコアを取り付けました。 送信機側にもこのようなコアを取り付けていますが、アンテナ側にも付けるとコモンモード電流の阻止に有効だと思います。 |
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マストにする予定で水道用の塩ビパイプにアンテナを取り付けようとした瞬間・・・ なんと、取り付け用の木部が真っ二つに割れてしまいました。 うかつにも木工の基本中の基本である「木目」のことを忘れていて、縦目に取り付けなければならないのに横目にしていたことが原因です。 |
ポールとの接続部分だけを作り直せばいいだけの話ですが、何かそれでは「芸が無い」ような気がしてきて・・(笑)
この辺が私の悪いところで、素直じゃないんだなぁ・^^;